大卒後職がなく親に生活費を頼ることに

私は大学卒業してからも、手に職をつけることが出来ませんでした。某大手派遣会社が無い内定大卒者の救済措置として、紹介予定派遣が決まるまで自社に匿うという枠で一応入社はしていました。しかし自宅待機が3ヶ月も続き、その間派遣先の紹介は皆無でした。

最初に聞いた話では1ヶ月もすれば配属先が自動的に決まるとのことでしたが、私は完全に無視されていたのです。月の最低保証通勤日は1日4時間です。賃金は一日だけで4500円ほどでしたが、交通費が出ない上に必須の研修も多かったので、この賃金は生活費の一部となる間もなく消えてしまいました。

私の父は私が在学中の頃から海外に転勤になっており、生活費は海外送金で月に10万円振り込まれることになっていました。なので大卒後職が決まるまでの3ヶ月は月10万円、職が決まってからも5万円の送金を受けていました。

それらは一応私が働いて資金を稼ぐようになったら少しずつ返してほしいとのことだったのです。何とか私も自分で稼いだ金の中でやりくりができるようになっていて、父のお金には公共料金の支払い程度にしか手を付けないようになっていました。

働いて半年ほどたった頃に父が一時帰国したのですが、その時に私が頑張って働いている姿を見て「それだけ頑張っているなら、今までのお金は返さなくていいしこれからもしっかり頑張るんだよ」と励まして貰えたのです。父にはとても申し訳ないことをしましたが、心から感謝しています。